14日

この日、ランチを食べ損ねる。
というかノールカップに昼行く。
のでノールカップでランチだと思ってた。
 
どうもその理由で船のレストランは朝10時半からランチだったのだけど、気にもしていなかった。
 
で何してたかっていうと、最北のジャグジー
気温を後から聞いたら、-15度だって。

だれも入っていなかったので、三脚もって自分がモデルで撮影する。
そりゃジャクジーは暖かい。でもさ首から上は凍るようだよね。
髪の毛凍ってたし。
どこかで低温美容法って聞いた事がある。マイナス40℃の空気を肌にかけて活性させるやつ。

でもさ、体験しないと分からないよね。
要は贅沢な露天風呂です。
日本人には最高ですよ。
 
ノールカップへはバスで行くのだけど、その道筋が美しい。
白い雪の大砂丘だもん。
ロッコ砂丘を少しだけ思い出した。
造形は全く違うんだけど、一面を同じ色や形でしめる時の美しさにただ見とれていた。
 
ノールカップのモニュメントの前に立つ。
そこはヨーロッパの最北端。
海から切り立った高台になっている。
北を見る。海しか見えない。
その先には巨大な氷で出来ている場所があるんだろうね。
そして北極点があるんだろうな。
 
この時、オスロの初代フラムを見に行こうと本気で思った。
ナンセンが北極点に行き、アムンゼンが南極点に初到達した時に使った伝説の船は現存している。
 
夜はビュッフェ
この日は、蟹・海老・ムール貝その他魚介系。ステーキ・骨付き肉・サラダもふくめて豪華な食材が並んでいた。
 
昼間食べられなかった。そしてビュッフェだから時間が6時半からだと思っていたら、今日も2部制の午後8時半からディナー。
お腹が空いて、少しだけ気が立っていた。
 
乗船した日同様、サイトゥーンは脇目もふらずに、海老を20匹くらいと今度は大きなムール貝のみをチョイス。ほぼ山盛りを一気に食べる。
出来るだけ行儀が悪くならないように努める。
平らげた後、タラバガニの足がそこいらにあるのを皿にのせる。直径3センチの足をそのまま持ち帰る。そしてまた海老とムール貝
 
ほぼ塩とノルウェーの甘めのマヨネーズらしきもので戴く。
少し、お腹が満足して思った。
このあたりの好みは日本人だな〜ってね。
 
気がつくと、レストランが片付けに入っている。
海産だけしか食べてないけど、かなりお腹いっぱい。
もう少し居たかったけどね。
それでも1時間近く食べていた。
 
最高です、フッティのビュッフェ。 
残っていた炭酸の抜けたシャンパンを部屋で飲んで寝た。