身の回りをしっかりやる

人の行動範囲は思いのほか広くはない。
人が考える事の限界が、個々の経験と脳の処理量だから。
 
人は、結局のところ学んだり経験したりして記憶や意識に刻まれたものの範疇でしか行動しない。
そして、その少ない器の中に何を入れるかによって、その人がいる世界が決まる。
 
基本的には、必要な知識や情報は自分が生きているところの周辺で十分なわけで、それより遠いところは雑学で良いんだと思う。
 
だって、環境が変わったらまた学べばいいし、範疇がそんなに広くないのだから経験を元に応用が出来るから。
 
それは古くから格言が示している。
 
一芸に秀でたものは、百芸に通ず