平気で「気がつかない」ふりをする人たち2

前回、周囲を一方的にシャットアウトして、気がつかない人たちの話を書いた。 彼女達には、安心していられる場所がないのではないという話で終わった。 余計な心配である。余計なのだけど興味深いので続ける。 面倒だから注意もしないだけなのだけど… 日本は…

感情的すぎると

感情的な人生はダイナミックで楽しい。 そして感情がコントロール出来る人は、もっと楽しい。 コントロール出来ない人は、動物的な本能で突っ走り、周囲を道連れに壊してしまう。 それはとても動物的。知性がなく情熱的なものは、本能として熱くなる。 でも…

国における感情性と相対性

ニュースをさらっと流してみても分かるのだけど、大国・強国と考えられている国は、感情的に振る舞い、貿易国家や観光立国は相対的に振る舞う。 仙人的な国は、世界の経済の中心から離れて独歩している。 大国はアメリカであり、中国であり、ロシア。 貿易国…

感情的に生きるという事2

感情をダイレクトに出す人がアーティストと呼ばれる方向を目指すのは、単純に自然な職業選択である。意見がぶつかり合い、非難をしても、かなり許容される世界だからである。日本は違うように見えるが…。 文化的に生きると言う事はどういう事だろうか 自分が…

感情的に生きるという事

スペインや南米の国々は情熱的に生きている人が多いように見える。 実際には、それらの国は他民族になっていて、言葉でのコミュニケーションだけで成り立たないからボディランゲージを使っている。その身振りが情熱的に見えるとも言える。 そして、言葉が通…

生きるルールの違いの話

個人的な見識として、 生き方を考える上で、絶対値を重視しているのがヨーロッパ。 相対値で物事を判断しているのが、アメリカ合衆国とアジア…特に日本でないかと思う。 相対値の世界では、社会の変化に応じて考え方や善悪が変わっても、あまり非難されない…

蘇州の感想

蘇州と言えば、蘇州夜曲という歌が浮かぶ。 中国の歌の日本語訳だと思っていたその曲は、実は日本が中国を侵略して満州国と名乗らせていた頃の、日本人が作った曲。 歌自体はとても心地いい。 ずっと知らなかったけど、中国との融和政策の一環として、映画製…

上海の現状

基本的に東京と変わらなくなっている。 地下鉄に乗るとよくわかるが、どこに行っても繁華街がある。 スタバに行けば、紅茶が19元、350円。 タクシーの初乗りは14元、280円 地元のビジネスホテル一泊は、130元 外国人向けのユースホステルの値段が逆転してし…

不幸っぽい女

電車の中で、目の前に老人がいて、 空いている席がないのに隣に鞄を置き、 難しい顔のままスマホから目を離さず、 周囲を無視しているお姉ちゃん。 メイクは濃いが、ナチュラルに見えるメイク。よくいるパターンだけど、どんな親の元で育ったのか想像してし…

仙人のように生きるということ

あの人は仙人的な生き方をしているという言い方がある。 仙人的な生き方とは何だろうか考えてみた。 相対値の人生においては周囲の平均値があって、その中の位置によって良し悪しが決まるのではないかと思う。 絶対値の人生に置いては、周囲や市況でなく、そ…

元中国大使の話を聞きに行く

2週間前、元中日大使だった丹羽さんの講演を聴きに行った。 どんな人かは全く知らなかった。 プロフィール紹介には伊藤忠だったかの副社長をやった後に、大使になった人だと初めて知った。 講演のタイトルはこれからの中国投資・市場の動向という感じだった…

中国の新幹線

中国の新幹線、ハーモニー号(和階号)に乗った。 北京から咸宁まで6時間。飛行機に乗るよりは楽。空港まで行かなくてよいし、待ち時間も少ない。揺れも少なく静かなのも知っているけど、長距離でも疲れなかった。 時に飛行機も安いので、それでも良いのだけ…

東大話法とは

最近聞いた余談だけど、 日本のメディアの手法として「説教エロ」と呼ばれるスタイルがある。 例を挙げると、風俗業界で働く女性とかを取材して、表向きは、その実情さを語る。 でもその性描写はぎりぎりまで艶かしく書くことで、実はよりエロ記事にしてしま…

もうテレビなんかいらないと思う話

当たり前の事なのだけど、世界中の人を見て思うのは、 アフリカの黒人だろうがイヌイットだろうが、ニューヨークのアメリカ人だろうが、能力として人はそんなに変わらない。違うのは教育の部分が大きいと感じる。 そして良い教育や適切なモラルの中で育つ人…

中野商工会議所で聞いたサニーサイドアップの先代の話3

ただ、お涙頂戴的な話は、事業を志す人に対してする話ではない。 隣の青年が泣いていたが、たぶん彼はおばちゃんのファンだと思った。 現実、前を見るよりなんだか泣きたい気分になる事はある。 でも、そんなメンタルの人は事業など起こさない方が良い人生を…

中野商工会議所で聞いたサニーサイドアップの先代の話2

後半は、敗戦直後の話に飛ぶ。 戦争で父親が死に、母親が商売を起こして失敗して借金を背負い、無理心中しようとした。それをなんとか姉妹がとめた、という話に至っては悲惨な話ではなくお母さんが無知なだけにしか聞こえない。 経営者、事業を行う人が一定…

中野商工会議所で聞いたサニーサイドアップの先代の話

広告に関わるものとして気になったのは、NECの「バザールでござーる」を最初仕切っていたという言い方をしていた事。 あれば東大卒の電通のディレクター、佐藤雅彦が立ち上げたプラン。 彼は、ドンタコスや団子三兄弟の広告を生み出した伝説的なプランナー・…

中野商工会議所のビジネスマッチングの悪さ

ビジネスセミナーは出来るだけ行く事にしている。 やはり一人だと、タレるし、自分の立ち位置が分からなくなる事があるから。 で、中野商工会議所のセミナーに行った。サニーサイドアップの創業者が上場するまでの人付き合いの話だと思って行った。 人脈の作…

中野商工会議所と荒川商工会議所の違い

荒川には、たぶん2代・3代続いている会社が多い。事業継承などが多い。 お友達的なつるみ方が少ない。 中野は、これから事業を立ち上げるとする会社が多い。メンタルな話が多い。 経験に関しては先代からの荒川の実践レベルが比較にならないほど高い。

東京の電車で、自分の場所を主張する人の心理

なぜそんな微妙な差にこだわるのかを考えてみる。 外国人から見ると個々の日本人に明らかな個性を見つけるのは難しい。 他国の人と比べて個々の差が少ない。 どうして個々の差がないのかというと、個性があることが、あまりよく受け入れられないからのようだ…

東京の電車と海外の交通機関の違うところ 2

ヨーロッパに行くと、見知らぬ人でもフランクに話すことが多い。ヨーロッパなんか巧妙な合法詐欺が沢山ある。中国でもそう。 それに比べると、日本は危険など無いに等しい。 日本において日常的に他人が騙してくることは少ないと思う。なのに何故この国の人…

東京の電車と海外の交通機関の違うところ

満員でもないけど、多少込んでいる電車で都心に行く。 なぜだか、多くの乗客に表情がない。 そして、体があたっても謝らない。むしろ邪魔!みたいな表情をする。 何を急いでるんだろうと思った。 みんな貧しそうには見えない。金銭的に困窮しているようには…

旅とビジネスで役に立つ共通点

実は旅で何か変わるかというと、何も変わらない。 変わるのではなく、知るという事によって行動の幅が広がる。 知っているから、予測が出来て、行動が出来る。 世界一周とかしてみると、経験したのが20代であっても40代であっても経験としては変わらない。旅…

旅人松尾芭蕉と商人マルコポーロの真実

元禄の俳人、松尾芭蕉の「おくの細道」は実のところ約150日の旅。 現代で考えれば、60日くらいの旅ではないかと思える。 その中で、これだけの精神世界を描けるのは、旅をしたからではない。 その前に持っていた素養の問題。 人の素養は、日常であってもとて…

最近ものが売れない理由

簡単な話、本物でないものが見分けがつくようになったという事だと思う。 ここでの本物という定義は、価値をしっかりと感じられるもの。 最近また記事に出ている、水島ヒロの小説が賞を取った話だって、結局作られた話だったりするのが、簡単にネットでバレ…

人生の法則の一つ

知識+経験+メンター+アドバイザー=運

日本と海外の違い

宗教による影響が大きいのだけど、 日本の場合、 結果的に「仕事のために家庭がある」状況になっている。 それでか、お金がないことが恥に近いことになっている。 まあイタリアの場合、 伝統的に「家庭のために仕事がある」状況になっている。 だから、多少…

旅とは何かが、なんだか浮かんだ

旅行に行くと言うと「いいね〜」と言われる なんで「いいね〜」って言われるかを考えて見る。 旅行、遊びで好きに行くから。 日常でない、新しいモノに出会えるから。 普段の生活のしがらみがない状況になるから。 いろんな理由があるけど、基本的に旅に込め…

TEAS’ TEAを買った

伊藤園が出していた、TEAS' TEAのヨーグルトティを買った。 どーんと甘くて、美味しい。 最近、自分でお茶を沸かして、飲んでいたので久しぶりの飲んだ売り物のドリンクだったのだけど、甘くて美味しい。 たぶん、3日分くらいの砂糖がこの1本に入っているな…

世界の信実を見つける方法

同じ事を繰り返して、違う結果を期待するのは正気ではない。 アインシュタイン